育毛シャンプーに含まれている成分には、発毛に欠かせないアミノ酸などの外にも自然由来の生薬エキスや天然成分などが含まれています。
あくまで発毛のサポートをすることを目的としており、毛穴から浸透して毛根部分にはたらきかけ、発毛に足りない成分を補います。
また、発毛のためには毛細血管の血行を促進しなければならないということで、オタネニンジンやセンブリエキスなどのように、血行を促す成分を含む場合もあります。

血行促進タイプの育毛シャンプーは男性用に特に多く、育毛剤についても血行を促すタイプが数多く登場しています。
女性用の育毛シャンプーにはローズマリーやカミツレなどといった花のエキスが使用されているものが多く、髪と頭皮をいたわりながら発毛に必要な成分を補うことができます。
直接服用する漢方などもそうですが、生薬や天然成分などは体内に摂りいれるだけでなく塗布しても良いことが分かります。

抜け毛や薄毛は人によって原因が異なるので、必ずしも漢方やハーブを育毛に取り入れて発毛するとは限りませんが、毎日の食事の中で栄養素が偏っていたり、血行が悪く栄養成分が毛根に行き届かず、毛がやせ細っている方も少なくありません。
そのような方は生活習慣を見直すことはもちろんですが、栄養成分が豊富な育毛シャンプーを使ってみることをまずおすすめします。
また、男性用の育毛シャンプーに多いミノキシジルなどの発毛成分を含んでいる本格派のシャンプーや、頭皮の環境を整えるため殺菌成分や炎症を抑える成分（グリチルリチン酸など）を含んだ育毛シャンプーも存在します。

頭皮環境は発毛に欠かすことのできない部分です。
荒れた畑に植物が育たたないのと同じで、健康な髪が育つために炎症や菌の繁殖の少ない状態にコントロールする育毛シャンプーを使えば、シャンプーの後に塗布する育毛剤もさらに効きやすくなり、自宅や外出先でも効率的に薄毛対策ができるようになります。