頭皮の状態

ホルモン異常からくる抜け毛

抜け毛の原因は人によってさまざま。
以前では薬の副作用や遺伝的体質によるものが圧倒的と考えられてきましたが、ストレス社会にいる私たち現代人にとってはホルモンの問題も同様に深刻であるといわれています。
ホルモン分泌の問題は年齢や性別に関係なく、誰にでも起こり得るトラブルです。

抜け毛や薄毛の原因としてもっとも大きなものが、男性ホルモンの影響です。
男性はもちろん、女性にも実は男性ホルモンが少量だけ分泌されており、それらが頭部で反応することによって抜け毛が発生するケースがみられます。
頭頂部が薄くなってきた場合は男性ホルモンによる抜け毛の可能性が考えられます。

また、甲状腺などホルモン系の疾患やストレス、睡眠不足など生活習慣に関するトラブルによってホルモンに異常をきたす場合もあります。
異常といっても軽度から重度まで幅がありますから、ホルモン系の疾患を疑う場合は早めに病院で検査を受けるなどして対処することが肝心です。
ストレスや睡眠不足などは普段の生活習慣で緩和することもできますから、気分転換や趣味の時間を持つなどして気分転換を図ることが重要です。

上記のようなホルモン異常では髪の成長周期が乱れやすくなり、特に髪が抜ける休止期と呼ばれる期間が長引く場合があります。
髪の毛は通常成長、退行、休止という3サイクルを繰り返していますが、成長期になかなか至らないのが休止期の特徴です。
月経や妊娠など、女性特有の期間にも抜け毛が増える場合があります。

特に女性は10代から月経が始まりますが、月経開始から21日目には特に男性ホルモンが多く分泌されるので、脱毛や薄毛が起きやすくなります。
この期間は女性ならば避けることができませんが、ストレスが重なるとさらに発毛サイクルを乱す可能性が高まりますので、気持ちを落ち着ける工夫が大切です。
また、タバコの吸い過ぎは血流を悪くさせるので、頭皮の毛細血管に流れる血流が滞りやすくなります。
本格的に発毛を目指す場合はタバコの本数を減らすか、できれば禁煙を心がけるようにしましょう。

Copyright(C) 2013 頭皮に優しいシャンプーとは All Rights Reserved.