肌が乾燥しやすい秋冬、自分の肌に合うシャンプーを選ぶのに一苦労という方も少なくないことでしょう。
なかにはシャンプーそのものが肌に合わず、ヒリヒリとしたり逆に皮脂分泌が過剰になったりと、シャンプーがかえって強い刺激となる場合があります。
化粧品やクリームなどで肌荒れを経験した方は、敏感肌用のスキンケア製品だけでなくシャンプーについても低刺激のタイプを選ぶと良いでしょう。

市販のシャンプーには香料や着色料など化学的に合成された成分も多数含まれていますから、肌がそれらの成分に反応している可能性もあります。
毎日の洗髪で余計な肌トラブルを起こさないためには、まずは適切なシャンプー選びが重要です。
「低刺激」「無添加」と表示されたシャンプーを選び、さらにその中から自分に合ったものを選ぶ必要があります。

低刺激タイプのシャンプーはパッチテストをこなして作られている製品が多いですし、天然由来の成分を配合した無添加タイプのシャンプーもおすすめです。
市販のシャンプーには石油系、石鹸系などさまざまな種類がありますが、特に刺激が強いものが石油系であると言われます。
ですので、刺激の少ないシャンプーを選ぶためには石油系だけは避けておきたいところ。

特に「ラウリル硫酸塩」という表示を見つけたら、それは乳化剤や界面活性剤のことですので敏感肌の方にはまずおすすめできません。
脂肪を強力な洗浄力によって取り除くことができますが、よほど皮脂分泌が過剰な方でなければ皮膚が乾燥しますので、シャンプー後の保湿をしなければすぐに肌が乾燥してしまいます。
秋冬は毎日の保湿も非常に重要ですから、強力な洗浄成分を配合したシャンプーは夏など皮脂量の多い季節にとどめ、乾燥対策として低刺激・無添加シャンプーに切り替えてみてはいかがでしょうか。
口コミなども大いに利用して、自分の肌に合う製品を見つけることができれば、乾燥からくる切れ毛や抜け毛などのトラブルにも対応できることでしょう。